金峯山寺修験本宗教師・法螺師

戸隠流法螺宗家

桜標講主宰

宮下覚詮

大峯ではその独特の響きと存在感から、行者達から通称「ドラゴン」と呼ばれる。大和国葛城山高鴨をルーツに持ち、賀茂族の末裔とも修験道開祖役行者神変大菩薩の一族とも伝わる。

 

修験道最高峰の行とされる大峯奥駈行で吉野から熊野160キロぶっ通しで法螺貝を立て続けるなど法螺貝愛が過ぎる、自他共に認める「法螺バカ」である。

数十年にわたり大峯熊野・葛城山・戸隠飯縄・八海山などを単独で山林斗藪(さんりんとそう)。琉球や宗像、ハワイイ・タヒチなどポリネシアの島々を神仏スピリッツに法螺貝の響きを捧げて巡礼する一方、「太鼓に選ばれた男」佐藤健作氏とのコラボや、令和5年フジロックでの演奏。ポリネシアンカヌー ホクレア歓迎式典でのパフォーマンス。一噌流笛方 一噌幸弘師との国立能楽堂での共演。宗像大社・戸隠神社・飯縄神社・天河大弁財天社・鹿嶋神宮などでの公式行事での法螺貝奉納なども積極的に行う。

 

そうした修行者・演奏家としての顔と同時に、数十年にわたり日本テレビ放送網株式会社にて演出・総合演出・プロデューサーとして「スーパーjockey」「天才!たけしの元気が出るテレビ」「どちら様も笑ってコラえて」「ぐるぐるナインティナイン」「ナナイサイズ」「さんま岡村祭り特番」などのバラエティ番組を数多く手がけてきた顔を併せ持つ。

笑うという意味ではどちらも同じエネルギー神仏を喜ばせるか、ひとを喜ばせるかの違いでしかない。

修行もバラエティも同じ、が持論。

 

求道的探求的禁欲的になりがちな修行の世界に少しのユーモアを忘れないことを心掛けている。

法螺貝は宇宙誕生の光=ビッグバンを再現する光と音を生じ、宇宙と響き合うもの。その響きを通じて自然界と一体となるもの。人間が本来持っている霊性=宇宙的生命の喜びを探求する乗り物であり、それを体感するためにはヒトに本来備わっている呼吸やカラダの使い方の探求が不可欠と考え、演奏法だけでなく、呼吸や身体の乗りこなし方を伝えるボディーワーク的アプローチでワークショップも多数開催し、法螺貝のこころを伝えている。

 

京都精華大学や京都藝術大学、企業研修などでも聖地で祈りひたすら歩く「回峯行」を指導してきた。

里山・聖地での回峰行などの法螺貝体験稽古会も行ない、これまで指導した人数は行者・一般・海外など1000人を優に超える。

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